バイオハザード ヴィレッジ 発売前考察:『四貴族』について
『バイオハザード ヴィレッジ』発売前に、与えられた情報だけであれこれ考察していきます。
まずは今までのバイオ史上最も魅力的(個人的に)なボスたちについて考察します。
では私が一番好きなこの人から。
オルチーナ・ドミトレスク
村にそびえる白のあるじ。見上げるような長身と妖艶な容貌を持つ。
大きな帽子に白塗りの顔、巨大な体ととにかく魅力的なドミトレスク。
第一弾体験版のときから噂されていたように吸血鬼であること間違いないでしょう。
攻撃のときの、フレディのような異様に長い爪はなんやねんと思いましたが、吸血鬼について調べて見るうちにナショナルジオグラフィックに面白い記事を見つけました。
死後吸血鬼となり近所の住民を襲ったと噂された者の柩をあけたところ爪が以上に伸びていたと記載されていました。
ドミトレスクも爪を伸ばして攻撃してくる。
彼女は吸血鬼だ、間違いない。
カール・ハイゼンベルク
村はずれの工場に居を構えるエンジニアで、ミランダに使える四帰属の1人。
粗暴な物腰と巨大な鉄槌は見るものに恐怖を抱かせる。
浮浪者風の見た目(失礼)に体格に似合わぬどでかいハンマーを持った謎の男。
トレイラーの中でドミトレスクが「弟の馬鹿らしいゲームから逃げ仰せたようね」とイーサンに話しかけていることからハイゼンベルクはドミトレスクの弟であることが分かります。(弟は白塗りじゃないのね。)
弟ということで同じ吸血鬼かと思いきや、おそらく彼は狼男。
途中で出てくる普通の(?)人狼の何倍もある狼男はおそらくハイゼンベルクの正体でしょう。同じようなハンマー持ってます。
狼男はイタリアでは、「収穫のみのりを狙う悪魔と戦い豊穣を取り戻す」という伝説が残っているようです。
マザーミランダの目論見を邪魔するイーサンを狩るハイゼンベルクとその人狼戦士と考えるととても合致しているような気がします。
サングラスをかけているのは、万が一丸いものや月を見たときに意図しない変身を防ぐためでしょうか。いや、でもよくみたらサングラスのレンズ丸いぞ。
ドナ・ベネヴィエント
霧深い谷の屋敷に住む人形遣いで、ミランダに使える四貴族の1人。
喪服を思わせる黒装束に身を包み、アンジーという人形を操る。
ドナ(DONNA:貴婦人)ということで本体は女性なのでしょう。
人形のアンジーは花嫁衣裳、自身は喪服というなんともチグハグなボス。
紋章の月と太陽は主人のベネヴィエントと人形のアンジーを意味しているのでしょうか。
個人的には人形遣いって聞いて映画『デッドサイレンス』を思い出しました。
こちらの作品は腹話術師メアリー・ショウという老婆が街の子供を誘拐したとして街の住人たちは彼女の舌を生きたまま切断しました。彼女の死後メアリーの呪いが村を支配し、住民が舌を切り取られ死ぬという事件が多発します。メアリーの呪いは、その村の住人の子孫を根絶やしにするまで続きます…というストーリー。
別に人形が怖い映画なんてたくさんあるじゃんと思いますが、この映画の監督ってジェームズ・ワンなんですよ。
私はバイオ8のトレーラーでドミトレスクを初めてみたとき、なんかインシディアス(同じくジェームズ・ワン作品)っぽいぞと思ったのです。
インシディアスでは1作目では双子の白塗りの女たちが出ますし、2作目でも白塗り白いドレスの女が出ます。
(私はインシディアス見てから白塗りの古風なドレスの女幽霊が大好き)
今回のバイオ8制作スタッフ、ジェームズ・ワン好きだったりしないのかな。
サルヴァトーレ・モロー
人目をはばかるようにとあることから彼は後天的にこのような醜い姿に変化してしまったのではないかなと。生まれつきだったら気にしないでしょう。
彼に関しては体験版での出番が少なすぎるので考察できない。
でも彼の紋章が人魚であるのも不思議ですね。
本人は男なのにあえてセイレーンが紋章なのか…。
そして彼が住むのは海ではなく湖なのにセイレーンが紋章なのか…。
マザー・ミランダ
四帰属を従える村の統治者。
村人たちからの信仰も厚いが、仮面に隠された素顔と同様にその多くは謎に包まれている。
体験版での出番が少ないのでなんとも言えませんが、何かの儀式をしようとしているらしい。
目元がちょっとミアに似てない?
ミア(Mia)という名前はマリアの略称であると言われていて、マリアというと聖母マリアが想像できます。マザーミランダ、聖母ミランダ…。
色々考察はしますがまだ不明な点が多くわからないことだらけ。
でも今までのバイオにない個性的な魅力を持つボスたちにわくわくが止まりません。