リトル・ナイトメア2考察 シックスは実は病原体?
色々とプレイヤーの考察を探しているうちに、面白い説を話している方がいたのでちょっとご紹介いたします。
今までこのゲームのテーマは7つの大罪であり、シックスは暴食、モノは傲慢という考察がプレイヤーの中で一番多く考えられていました。
ですが今回私が見たのは、リトルナイトメア=病気に侵された人間の体内の話なのではないかというものです。
どういうことかというと主人公シックスは英数字の“6”の意味の名を持つ子供とされていましたが、「sick」つまり“病気”という意味を持つのではないかということです。
(この考察は以前からたまーに言われていましたが、7つの大罪説推しの人のほうが多くてあまりその後の考察はなされなかったんですよね。私も今まで忘れてました。)
前作の舞台、海上レストランのモウは「胃袋」という意味を持つことは多くのプレイヤーがご存知かと思います。
もしシックスが今回の考察のとおり病原菌のような存在であったのならシックスはモウの中をウロウロ徘徊し、菌を胃にばら撒いており、胃を病気から守るためにレディはシックスを排除しようとしたのではないかと考えられるわけです。
そういえばゲーム中操作せずに放置しておくと、シックスがたまに咳をする様子が見て取れます。
それも作品に“病気”が関係する暗示なのでしょうか。
今作リトル・ナイトメア2は謎の電波塔に支配された世界が舞台であり、前作同様人間の体で例えるならば体の神経中枢である「脳」ではないでしょうか。
そう考えると、学校にいるいじめっ子たちの脳みそが空っぽなことも、街の住人たちがうつ病のようにテレビにかじりついているのもなんとなく納得できますよね。
また神経伝達物質の総称を「モノアミン」というそうです。
主人公モノの名前はこのモノアミンから来ているのかもしれません。
モノアミンというのはドーパミンとかセロトニン、アドレナリン、ヒスタミンなど神経伝達物質の総称。
このモノアミンに異常をきたすと人間は気分障害や統合失調症、不安障害になるそうです。確かにリトル・ナイトメア2の登場人物はみんな不安定で異常ですね(この作品にまともな人なんて一人もいないけど(笑))
シンマン(元モノ)の発する電波で街がグニャグニャになっているというのはモノアミンに異常が出ている状態ということなのでしょうか。
モノが頭を隠していることや、頭を抱えるしぐさを見せるのは今作のテーマが脳疾患だから?
またDLCのキッドについても調べてみたのですが、kidd血液型とかkidd抗体という医療用語があるようです。読んだんですけどちょっと難しくてよくわかりませんでした(ポンコツ)
シックス=暴食というのは納得だったのですが、モノ=傲慢というのが自分でもちょっと納得いっていなかったのでこの新説はすごく興味深いです。
この説を裏付けるためにも早く続編が欲しいです!(笑)
引き続き皆様の考察を見まくります。